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デトックスのウソ、本当

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美容のためにはデトックスだと言われて久しいですが、デトックスって実際にあるんでしょうか?

デトックスというのは無いわけじゃないんです。医療の現場では農薬中毒や重金属中毒に対し解毒剤を投与することはあります。ただ、一般の民間療法で謳われているデトックスというものは殆ど効果がありません。巷でもてはやされてるデトックスは毒素(これも微妙な言葉ですが)を「出す」っていうイメージが有りますが、実はちょっと違うんですね。

そもそも人間の身体は色んな物を代謝、排泄する力があります。例えばアルコールを肝臓が代謝する、尿や便を出すのも一種のデトックスと言えます。で、デトックスで排泄しよう!とされている老廃物や有害な金属などは殆ど尿や便に混ざって排泄されます。なので外部からデトックスを促さずとも身体で勝手に処理しちゃうんですね。

でも実際に効果があるというものを食べると調子がいい、と感じている人も居るかもしれませんが、それは毒素が「出て行っている」というより「入ってきていない」ためです。デトックス効果があるとされる食品を食べるぶん、有害なものを食べる量が減っていたりすることが原因だったりするのです。

なので食物繊維にデトックス効果があるというのはあながち間違いではありません。腹が膨れるためあまり他のものを食べない、整腸作用により排泄が促進される、という構造です。殆どの有害な金属は便から排泄されるので理にかなっています。

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ただ「コーヒー浣腸」のように強制的に腸を洗い流したりする乱暴な行為は危険が伴うのでやめたほうが良いです。粘膜に傷がついたり破れたりすることによる死亡例も出ていますし、電解質異常(これも最悪死にます)や排便機能減退の危険もあります。2015年には肌が改善するなどと薬効を謳ったかどでコーヒー浣腸販売会社の社長が逮捕されていたり、健康被害の報告も多数入っているようです。

また、水を大量に飲んで水中毒で死亡した事例もあるので、デトックスのために水をがぶ飲みするのも避けたほうが良いです(夏場でも1.5~2Lくらいが目安)。ちなみに汗は体温調節が主な機能なので、ほとんど老廃物は排泄されません。汗をかくのは悪いことではありませんが、デトックス効果を期待するのは意味はないでしょう。

デトックスという言葉に踊らされると思わぬ落とし穴にハマってしまいますので、あまり信望し過ぎないようにしましょうね。

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最終更新日:2016-02-20 10:30

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